３月２４日（日）　雪のち曇り時々晴れ

昨日大浴場と謳った風呂は、ユースホステル並の浴槽で簡易なものであった。部屋自体も古く、一昔前のビジネスホテルといった感じであった。昨晩は２１：００には眠ってしまったが、途中パトカーのサイレンがけたたましく外で鳴り響き、目覚めてみると２：３０過ぎであった。疲れているはずのにあまり良く眠れなかった。蒲団の中でうだうだ過ごし、朝仕度を終えて６：００にはホテルをチェックアウトした。外に出ると雪が降っており、地下街を抜けて金沢駅に向かった。駅構内にあるコンビニでお茶とサンドイッチを買い、６：２４発の普通列車長浜行きに乗った。乗客は少なかった。大阪方面に出る人は特急に乗るらしく、普通列車に乗るのは青春１８きっぷユーザーがほとんどであった｡金沢駅を過ぎ福井駅辺りまで吹雪になっていた。神奈川は晴れているとの事で、日本は広いなと感じてしまった。長浜駅には１０：００ちょうどに到着し、米原行きの新快速に乗り換え、再び米原駅で豊橋行きの新快速に乗り換えた｡上りの東海道本線は休日という事もあり混雑しており、一番後ろの車両に一席だけが空いているだけであった。向かって右側の日差しのあるほうに座ったので、とても暑く感じた。（金沢では雪が降り、寒かったのに）ロングランの列車に乗り、予定では名古屋駅で「味噌煮込みうどん」を食べる予定だったが、福井駅での停車時間が２５分もあり、その間に「今庄そば」を食べてしまったので、わざわざ途中下車してうどんを食べる気がしなくなったのだ｡名古屋駅で下車することなく、豊橋駅まで乗り続け、１２：２４に到着した。すぐに浜松行きの列車に乗り換えたが、休日なので座席バトルが行われた｡一時間ほど乗り、浜松駅で再び乗り換えて１２：２０発熱海行きに乗車した。昼間の列車では乗車時間が長く、ロングシートという事もあり思い切って眠る事ができなかった。沼津駅まで２時間ほど乗り、１５：１０に沼津駅に到着した。一服しながらキオスクで地酒を買い、一息入れてから観光案内所で地図を一応もらって、お馴染みの「魚がし沼津駅前店」で近海すし（１８００円）を食べ、「中央亭」という持ち帰り餃子専門店に行ってみたが、休みであった。その後駅前にある西武デパート一階にある「ニノ岡フーズ」でソーセージを買った。今回の旅で世話になった親友ＭとＯにも送っておいた｡沼津駅１６：２５発に乗り、熱海駅で乗り換えて茅ヶ崎駅には１７：４０に着き、１７：４５発の相模線に乗り換えて厚木駅に１８：１２に到着した。旅も最後の頃になると尻が痛くなり、早く帰りたいという気持ちが強くなって来るし、子供達の顔も見たくなってくる｡今回の旅では、中学校時代からの友人二人に世話になった。背負い込むものが年々多くなってくるけれどもお互いに頑張りたいと思う。そして最後にやはり友人は本当に良いものだとつくづく感じた旅であった。
１９：５０　自宅にて