7月29日(水) 曇りのち晴れのち小雨

走行距離 412キロ

 今朝もAM4:00に起きて朝仕度を終えAM5:00前にはユースホステルを出発した。ユースホステルの親父さん(ペアレント)が見送ってくれた。R415で工業地帯を通り新湊市を抜け氷見市に入った。信号が多かったが人々の生活や家の造り等を垣間見られる道で走っていて気持ちが良かった。氷見市でR160に入り途中コンビニで朝食(ハムカツパン、ビタミンジュース)を食べ、能登半島最北端の禄剛崎を目指し北上を続けた。R160は海が間近に見えて漁村の中を通る道なので面白かった。途中二つの峠を越えて七尾市に行き、R249で穴水町、内浦町と通り抜けて珠洲市にある見附島(軍艦島)を見学した。軍艦島とはうまく命名したものでまさに海岸から見ると船の先端に見えるのである。海岸から見える景色も素晴らしく、少し離れた恋路浜も見渡すことが出来た。ここはちょっとした公園風になっており、しばらく休憩してから珠洲市内へ向かった。珠洲市から能登半島最北端の禄剛崎を目指すために県道へ入り、小さな漁村が続く地区を何度も抜けてそしてついに禄剛崎に到着した。バイクを駐車場に止めて、10分ほど歩いて坂を上ると灯台が見えてきた。灯台の北側に立ち、海を眺めて「これから帰るんだ」と思うとまた山本コウタロウの岬めぐりが頭をかすめた。旅が終わりに近づいてきたことを実感した。その後西へ向かい再びR249で1時間ほど走り輪島市に到着した。AM10:30を過ぎていたので朝市をやっているか心配だったが、観光名所のために人がたくさんいて賑わっていた。朝市では、かにやホタテといった魚介類、民芸品、乾きもの、漬け物等で函館の朝市と同じであり、同じく露店のおばちゃん達はしつこく、説明すると買ってくれるものと勘違いして、買わないと怒り出す始末である。値段を見ても協定を結んでいるせいかあまり変わらず、一見の観光客に売り付けるだけのようだ。これが続けば輪島朝市のイメージダウンになるのではないかと思った。気の弱い老人が買わされていた。輪島の朝市で朝食を食べるつもりだったので表通り沿いの食堂に入り、焼き魚定食(あじの干物、ままかり、ままかり、めかぶ、つみれ汁、ご飯、漬け物)700円を食べたが、パサパサのあじで油が全くなく美味しくなかった。食事後輪島市からR249で門前町、富来町、志賀町を抜け羽咋市に入った。途中男女川という川が流れていて、陸上の三段飛びのようにホップ、ステップ、ジャンプと水が流れていた。面白い川だと思った。羽咋市内で車に引っかけられそうになりながらR415で氷見市の抜けて高岡市で給油や休憩を取りながら小雨の中、PM3:00頃富山市内に戻ってきた。やはり能登半島を回るのは丸1日かかる。PM3:30にはR41沿いのカケオパレスというサウナに入り、荷物を整理して垢擦り(4000円)をしてもらって旅の垢を落としてもらい、早めの夕食(冷酒、唐揚げ、ご飯、みそ汁)を食べて、家に無事の電話をしてPM7:00過ぎには仮眠室で疲れていたこともあって寝てしまった。
                    30日AM4:45 富山県カケオパレス(サウナ)にて

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