7月25日(土) 曇り

走行距離 202キロ

 今朝こそはゆっくりと寝ていようと思ったが、旅に出るといつもの習性でAM4:30に目覚めてしまい、部屋でテレビを見ていた。AM6:00には朝仕度を済ませAM6:30には朝食(焼き鮭、いかさし、トコブシ、目玉焼き、トマト、ご飯、みそ汁)にしてもらった。お腹いっぱいになった。家に電話をしてAM7:30には宿を出発した。宿のおじいちゃんが見送ってくれた。まずは北追岬のモニュメントと無縁島を見てから地震で被害を受けた青苗地区に行ってみた。青苗地区はとても地震による津波によってたくさんの犠牲者が出たとは思えないほど復興しており、さながらニュータウンの様であった。その後くだらないと思ったがウニのモニュメントを見て、奥尻島の一番の観光名所である鍋釣岩を見学した。しかし工事中であった。フェリー乗り場に行くと昨日のフェリーで一緒だったチャリダー(副島君)と会い、話をしてAM9:40のフェリーで江差港に向けて出発した。PM12:00には江差港に着岸し、副島君と別れ、一人R228で松前町を目指した。松前国道は丘陵地帯と海沿いの道が交互にあり、山と海の両方を楽しめる道であった。畑に咲くじゃがいもの花も綺麗であった。上ノ国町を抜け松前町まで60キロ近く走り、松前城に到着した。入城料がかかるので外からの見学で済ませ、案内所で聞いた「龍宮」という店で美味しい塩ラーメン(650円)を食べた。北の京都と言われる松前は町中にも何か重々しい雰囲気があった。その後北海道最南端の白神岬に行き本州を眺め、2時間かかって函館に到着した。途中寄るつもりだった青函トンネル記念館は通り抜けてしまった。函館の宿は「来夢来人」で、昨日電話で予約をしておいた。PM4:00にチェックインをし、食堂で市内の説明を受け、コーヒーを飲んでコインランドリーへ洗濯をしに行った。乾燥機がなかなか空かず1時間くらいかかってしまった。その後宿に戻り、前にある銭湯「白山湯」に行って汗を流し、ビールを飲んで再び外出した。函館の倉庫群を見に行ったが建物の中がショッピングセンターになっており、若い人達でいっぱいであった。短パン、草履で行ったので少し恥ずかしくなった。そこで女房に頼まれた「白い恋人」や西山ラーメン等北海道の特産品をまとめて自宅に送った。格好からしてそこで食事を取るのも気が引けて、帰り道にあった回転すしで夕食(冷酒、本マグロ、カンパチ、焼きたらば、サーモン、いわし)3000円を食べ、宿に戻って日記を書いている。北海道も今日が最終日になった。雨にもさほど降られず、良かったと思う。
                                       PM9:10 函館来夢来人にて

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