2001年8月23日(木) 快晴 走行距離 70km

 昨日台風11号が通り過ぎたせいで快晴になった。朝4:15分に家を出て、相模湖のコンビニでペットボトル入りのお茶とサンドイッチを買い、相模湖駅横にあるロータリーにバイクを止めて、5:26分発大月行きの始発列車に乗り込んだ。途中鳥沢駅で列車が動かなくなり、10分ほど止まってしまった。車両故障ということで車掌と運転手がドアを手で叩いていた。ハイテクを駆使した列車を原始的な方法でチェックすることに少し笑ってしまった。大月からの接続列車に乗ることはこれで無理であると思ったが、列車は待っていた。その後甲府駅で乗り換え、岡谷駅まで来ると列車は定刻通りになっていた。やはりJRはすごい。車外の景色も山並みが雲一つない空の青さとマッチしてとてもきれいであった。長坂駅近くになると空気もがらっと変わり、爽やかな何とも言えない清々しさを感じる。そして何も考えず、緑の山と青い空を眺めるだけで鈍行の旅は面白い。その後松本駅で快速みすず号に乗り換えて、始発駅相模湖駅から4時間30分かけて長野駅に9:50分に到着した。 到着後すぐに観光案内所へ行き、周辺地図をもらい、そばの情報を聞いて町に繰り出した。当初10時開店と調べていた店(そば処戸隠)が11時開店に変わっており、何もすることがないので県庁経由で善光寺に行ってみることにした。少し上り坂になるので暑さのために汗をかいた。2年ぶりの善光寺であった。2年前は車で訪れ、朝早く行って「御数珠頂戴」を受けた。参道には店が建ち並んでおり、団体客をさばいていた。お詣りを済ませた後、ちょうど大門入り口に循環バスが来ていたので乗り込んだ。長野駅まで100円だった。バスに乗ったために11:00ちょうどに駅に戻り、くいだおれの一軒目である「やぶ本店」に行き、せいろを一枚(480円)注文した。とてもおいしくてもう一枚食べたくなった。土産(そば)も買い、次にすぐ近くの「そば処戸隠」へ行った。ここではもりそばを一枚(550円)注文した。もみじおろしで食べるそばもなかなか美味であった。せいろ・もりを注文するとすぐに出てくるので、それぞれの店には10分程居ただけだった。予定通り長野駅11:26発の快速で塩尻まで向かい、12:45分に到着した。下車して駅前にある「遺跡そば幸楽」へ入り、盛そば(1480円)を注文した。白ワイン・冷や奴・すいか一切れ・もりそば2枚であった。しかし肝心のそばは客をさばくためか、しばらく水につけっぱなしのそばのようで風味もなく、べちょべちょしたそばであった。これなら給食のソフト麺の方が美味しいと思った。そばを残し、13:05分発小淵沢行きの列車に乗り込んだ。日差しも強くなり、日陰の座席を探して座っていた。小淵沢駅で高尾行きに乗り換え、外をぼ〜っと眺めながら16:21分に相模湖駅に到着した。バイク前で一服し、バイクに跨りR412を通り、家に到着したのは17:10分であった。これで5日間のくいだおれの旅も完了である。
 24日 6:10分 自宅にて

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