8月2日(水) 曇りのち雨 夕方 晴れ

走行距離 478キロ

  朝AM5:00に起床し、寝袋をたたみ、さあ出発だと思ったら、ライダーハウスの女将さんが起きてコーヒーを入れてくれた。別れを告げ、帯広の南にある襟裳岬へ向かった。昨日夕食を食べながら、中村氏と話しをしたが、バイクを修理するとのことで、しばらく帯広付近にいるとのことだったので、別れを告げ、一人で旅立つ事にした。途中幸福駅(廃線)に立ち寄り、子供達に切符のお土産を買った。小物なので荷物にならなくて済むからだ。2時間ほどかけて襟裳岬に向かったが、相も変わらずの雨で、本当に嫌になった。ヘルメットの中で何度も叫んだことか。文句を誰に言ったらいいか分からないが、北海道では雨の日があまりに多すぎたようだ。途中立ち寄ろうとしても気持ちがしぼんでしまう。襟裳岬では南方を眺め、早く家へ帰りたいとさえ思った。歌にもあるように本当に何もないところである。あまりにも雨で寒かったので、コーヒー牛乳(びん)を飲み(100円)、家に電話をして、苫小牧に向かった。途中今日の走行距離が200キロ越えていたので、ドライブインの寶龍でラーメンを食べ、体を休めた。肩もバンバンに張っていたし、時間的にも余裕があったので疲れをとった。それから1時間ほどかけて苫小牧に着き、すぐR276で支笏湖に向かった。少し晴れ間が空に広がっていた。支笏湖を見学し、苔の回廊を歩いた後、登別温泉に向かった。時間が充分にあり、ゆっくり温泉につかるはずであったが、稚内で直したチェーンが外れかけて、時間を浪費してしまった。バイク屋が近くにあるはずもなく、自分で工具を使って、修理した。初めて本格的にバイクを触ってみてがあまり判らなかった。しかし人間、土壇場では何とかするもので、自分で直した。というよりごまかした。登別温泉では観光案内所で聞いた「さぎり湯」という銭湯に行った。(210円)そこは硫黄泉とみょうばん泉の2種類の温泉があった。他に誰も客はいなくて一人独占した。体がぽかぽかしてきた。その後フェリー乗り場までは順調であった。フェリー乗り場に行く前に室蘭で有名な「天勝」という店で「特製天丼」を食べた。とても美味しかった。特に味噌汁は最高であった。北海道最後ということでビールも飲んだ。今回初めてバイクで北海道に来た。大自然と様々な人達と話しができてとても良かったと思っている。子供達にも是非見せてやりたいし、次回は家族でキャンプをしながらゆっくりと北海道中を回ってみたい。後はフェリーに乗り込むだけだ。ありがとう北海道。

PM7:22 室蘭港フェリー乗り場にて

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