7月25日(火) 小雨のち曇り

走行距離 305キロ

  オンドル部屋はやはり暑く、ぐっすり寝られなかった。起きては寝るといった繰り返しであった。断熱材を敷いたが全く無意味であった。AM3:30分に起床し朝風呂に入って夜があけた時、後生掛温泉を後にした。小雨がAM2:00頃から降り始めており、雨具を着けて出発した。途中アスピーテラインを通り十和田湖を目指して北上した。樹海ラインを通ったが霧で10M先が見えず、走っていてとても恐かった。発荷峠十和田湖を上から見物し、休屋には寄らず奥入瀬をゆっくり走った。他に車は全くなく、ゆっくりと見物する事ができた。その後十和田を抜け、野辺地、横浜町と青森県を北上し、下北半島の北端である大間岬を目指す前に、恐山に向かった。恐山では本格的な雨になり、道端にホームレスのように簡易テントの中にイタコが多くいた。硫黄の煙も上がっていて少し異様な雰囲気を持っていた。死後の世界を少し垣間見た気がした。それからあすなろラインで大畑を抜け、大間に到着した。連日の長距離走破で疲れがたまっていたので、大間に一泊した後、函館に向かうつもりであったが、大間の公共温泉宿が予約でいっぱいだったので、PM4:10分のフェリーで函館に行くことにした。本州最北端の大間岬で証明書を土産物屋で買い、(200円)おばちゃんに石碑の前で写真をとってもらった。フェリー乗り場に向かったが、風がとても強く出航できるかどうか判からなかったが、時間があったので大間温泉センターに行き、湯につかり、5日間履きっぱなしの靴下とパンツを捨て、新しいものには着替えた。身の心もすっきりした気分になった。昼食は食堂で焼肉セットを食べた。無事フェリーが出航し、乗船中に大宮の青年と話しをして過ごし、温泉センターで予約したカプセルホテルにチェックインをした。二段ベッドとテレビがあるだけの部屋で他に人はいなかった。立地条件は良く、函館駅の横で朝市のど真ん中にあった。その後バイクを止め、バスに乗って函館山に夜景を見に行った。とても綺麗で感動した。山から降りてきた後、「魚一心」という居酒屋で刺身の盛り合わせと酒、しじみの味噌汁、ライスを食べ、お腹いっぱいになった。量も多くとても満足した。ホテルに戻ってから主と話しが弾み、PM11:00過ぎまで話しをした。明日は朝市に行き、店をひやかすつもりだ。

PM11:30 函館カプセルホテルファンタスにて

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