1996年8月4日(日) 晴れ

走行距離 510キロ

 およそ1年ぶりの旅だったので、少し家を出てから戸惑いを感じづつAM5:00には出発していた。R246はまだ混む事はなく車が流れていた。当初箱根を超えていくはずのルートを考えていたが、出発した頃霧雨が降っていたので、箱根山頂は雨かもしれぬと思い、変更した。途中R246から外れ、御殿場にあるおばあちゃんの墓に向かい、手を合わせた。それからR246で沼津まで行き、AM7:00頃吉野屋で牛丼を食べた。沼津からはR1でひたすら東海道を下っていった。清水市まで来ると、R150に入り、羽衣の松をAM8:00頃見学した。R150を南下し、御前崎を目指しバイクを走らせた。走っていてとても気持ちの良い道路だった。御前崎灯台を見学した後、同じルートで西に向かった。途中浜名湖の弁天島で休憩を取り、浜名大橋をバックに写真を撮ったりした。昼食にうなぎを食べようと思っていたが、時間的なタイミングが合わず、渥美半島(愛知県)に向かうことにした。ロングランになったが、道路脇に咲く美しい花やヤシの木などが心を和ませてくれた。難点は道路からあまり海が見えないことであった。昼食を取らずに走ったので、PM1:20分伊良湖港発→鳥羽港行のフェリーに乗ることができた。鳥羽まで55分の乗船時間であった。鳥羽港に着いてから、お決まりの夫婦岩を見学し、伊勢神宮の外宮と内宮を見学した。赤福の餅を食べようと参道沿いにある店を見て回ったが、結局は何も食べなかった。当初の計画では伊勢ユースホステルに泊まろうかと思ったが、時間がまだPM4:00頃だったので、南紀の夕日の中R260を走ろうと思い南へ向かった。しかし走ってみると海沿いの道路ではなく、峠超えのきついアップダウンが続き、相当疲れてしまった。なんとかPM6:30頃尾鷲市に到着し、サウナでも泊まろうかと駅前の派出所に行ったがなく、紹介してもらった青年の家も団体が入っていて泊まることができなかった。仕方なく隣町の熊野市にある青年の家ユースホステルに電話をして予約し、日が暮れてしまった峠の道を恐る恐る40分かけて、PM7:00過ぎにチェックインをした。それから風呂に入り、近くの酒屋に歩いてビールとワンカップを買いにいき、ユースに来る前に弁当屋で買っておいたから揚げ弁当を食べた。ユースホステルにはやはり団体が入っていたが部屋には自分一人だけであった。一息ついた頃、家に電話を入れ、無事であることを告げた。お尻も痛いし、肩も張って痛い。部屋の冷房をガンガン利かせて寝るつもりである。明日は大阪に向かうつもりである。
PM9:30 熊野ユースホステルにて

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