8月13日(火) にわか雨時々大雨

走行距離 249キロ

 AM4:00に起きたが外は雨が降っているようなので出発を遅らせようと思ったが、昨年の北海道ツーリングの雨と比べればたいしたことがないので空が少し明るくなったAM5:30にはホテルを後にした。高千穂峡までは約50キロあり1時間かかった。高千穂は写真で見たような渓谷であった。その後R325で高森町へ抜け、阿蘇登山道路(有料)で阿蘇へ向かった。高千穂では強かった雨も小雨になっていた。登山道路は上がれば上がるほど景色が広がり素晴らしくなるが、一方雨のせいか霧も深くなり10メートル先が見えなくなってしまった。しかし草千里から見る景色は壮大で馬や牛が道路を横断するなどほのぼのとしていた。西日本の道路でこんなに素晴らしく、感動さえする道は他にはないであろう。途中阿蘇町営道路を通り、阿蘇山頂付近に向かおうと思ったが土産屋の主人が今日は景色がよくないとの事を聞き草千里に向かったのだ。その後一ノ宮町に抜け、やまなみハイウェイを通り大分県の湯布院町へと向かった。やまなみハイウェイの通行料は無料になっていた。湯布院町の無料観光案内所で5円の有料地図を買い、台風が接近しているのでフェリーの出航時間を聞き、観光客ではなく地元の人が行く温泉場と食堂を教えてもらい、20分かけて別府に向かった。別府では地獄巡り(温泉巡り)が有名なので見てみようと思ったが、無料ではなく、全部を巡るには2000円かかるというので、外から見たりしただけでやめてしまった。観光案内所で教えてもらった竹瓦温泉(60円)にゆっくりと浸かり、5日間換えていなかったTシャツとパンツ、靴下を捨て、新しいものと換えた。さっぱりした。砂湯(610円)に入ろうとしたが、台風によるフェリーの出航時間の変更や昼食の時間の確保を考え止めておいた。当初の計画では国東半島に抜け、周防灘フェリーで徳山に行く計画であったが、急遽観光案内所で聞いた別府→広島間の広別汽船のフェリーに変えたのであった。温泉につかった後紹介されたホテル雄琴下にある「とよ常」でとよ常弁当(さばの塩焼き、もずく、刺身、甘煮魚、ご飯、おしんこ)と豪勢な料理で700円だった。女将さんとも話しをしたが弟が大和の建設会社で働いているそうだ。今までの最高の昼食であった。その後別府港に行き乗船し、約5時間の船旅となった。2等客室にはたくさんの人がいて足さえも伸ばす事ができず、デッキに新聞を敷き、靴を枕にして3時間ほど昼寝をした。曇ってはいたが瀬戸内海が綺麗であった。船は島々の間を航行していた。広島港から道に迷いながら市内に入り、カプセルホテル広島にチェックインを済ませ、ロビーの人にお勧めの夕食場所を聞き、勧められたお好み焼きセンター(ミズワンダーランド)横の「キャベツー」でお好み焼きと生ビール、冷酒を飲みカプセルに戻って日記を書いている。これから風呂に入り、寝るつもりである。台風が心配である。
PM9:32 広島県カプセルイン広島にて

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