7月19日(土) 晴れ

走行距離 1,3キロ

 今朝は昨日一日中惰眠をむさぼっていたので、AM6:00には目が覚めてしまった。いつものように甲板に上がり海をしばらく眺めていた。AM6:30に奄美大島に寄港し、20分ほど停留していた。家に電話をかけ子供達の声を聞き、朝食(カップお粥)を食べた。昨日志布志港に着岸したのも遅れ、今日の奄美大島名瀬港到着も遅れた。長距離フェリーの旅は神経質な性格では無理ではないだろうか?船内には航海図があり、ランプが点灯して今どの辺を航海しているのかが判るボードがあった。それによるとこのフェリーは22〜23ノットで航海していた。(1ノット:1,85キロ)気の遠くなる話である。奄美大島は大きな島であり、フェリーターミナルも立派な建物だった。1時間半ほどすると徳之島が見え、沖永良部島にはAM11:30頃通過した。船に長時間乗っているせいか吐き気はしないが腰が重く、気分もいまいちであった。昼食は初めて船内の食堂でカレーライス(530円)を食べた。久しぶりにまともな食事をした気分だった。その食事の最中に放送で与論島と沖縄本島の最北端である辺戸岬の先端が見えるとのことだった。与論島はこんもりとした形をした島であった。沖縄本島は甲板から眺めたがやはり大きく、長い島であった。途中、昔沖縄博覧会の残骸のアクアポリスも見えた。海の色も南に向かうにつれて青というより、紺に近いマリンブルーになっていった。沖縄那覇港には1時間30分ほど遅れ、PM4:00に着岸した。フェリーからターミナルまで送迎バスで行き、市営バス(101系統)に乗り換えて久茂地で降り、フェリーターミナルで予約をしておいたレンタバイク久米に行き、デイポジット1万円を含め2万円でCBX125を借りた。当初の計画では沖縄南部を半日で回ろうかなと思ったが船が遅れたためにやめて、予約してあった那覇国際ユースホステルにPM5:30頃チェックインをした。沖縄は南国のせいか日が沈むのが遅い。5時を過ぎても十分明るかった。すぐに大浴場の風呂に入り船旅の疲れを取り、楽しみだったオリオンビールを飲み、ユース近くの「那覇そば」に「ゆうな定食」(刺身、白身のフライ、天ぷら、冷や奴、コーラ、ご飯、みそ汁)870円と豪勢な食事をした。那覇国際ユースは新しく、とても綺麗なユースである。鍵ではなくカードをドアに差し込むというビジネスホテル並である。団体が入っているせいか予約なしだとソファーがベッドになってしまうようだ。明日から本格的に旅が始まる。家に電話をかけ子供達の声を聞き、明日早く出発するので早く寝るつもりだ。
PM7:55 沖縄那覇国際ユースホステルにて

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