7月20日(日) 曇りのち雷雨のち快晴

走行距離 253キロ

 朝、同室の誰かのアラームが鳴り出したため、AM5:00に起床した。その後朝仕度を済ませ、日焼け止めクリームを塗り、Tシャツ短パンにカッパを着込んだ。少し蒸し暑かったが日焼けは後々やっかいなことになる。慣れるまでは我慢である。ユースをAM5:45に出発し、R329とやんばる(山原)方面の県道で辺戸岬を目指した。出た頃は曇っていたが途中石川市の池原付近で雷雨に会い、近くのアパートの軒先に避難し雨具に着替えた。雨の中を走るのは北海道で慣れっこになっていたが、沖縄の道路は貝の破片がちりばめられていて、滑りやすいと聞いていたので40キロ以上は出さなかった。雷がしばらく鳴ってはいたが南国特有な現象と思い、気にせず走っていた。R329から名護市で右に折れR331(県道)に入り、まずは東村に行った。雨はなかなかやまず、あがったのは2時間後であった。県道沿いには沖縄独特の小さな村々があり、集落ごとに小さな家のようなお墓があり走っていておもしろかった。休憩をしていてもおじいちゃんやおばあちゃんが物珍しそうにこちらをじっと見ていた。顔が濃いので同じ沖縄の人とでも思ったのだろうか?途中慶左次でひるぎ林を見学した。出発してから3時間ほど経ち、お腹が空いたので東村の川田という集落の共同売店でジューシーおにぎり(しょうゆおにぎりにひじきやにんじんなどが入っている)とジュースを250円で買って食べた。村落でお祭りがあるらしく青年団がビールを運んでいた。そこからやんばるに向かう県道をひたすら走り抜けた。やんばる方面は緑が多く、海も眼下に見え、鳥のさえずりも心地よい道路であった。辺戸岬にはAM11:00頃到着し、バイクを止めて岩場を歩いたりした。その後R58に入り、茅打バンダを見学しようと思ったが国道には行ってしまったため見学できなかった。たぶんあの岩の固まりみたいな物が茅打バンダだったのだろう。2時間ほど走り再び名護市に抜け、街道沿いにあった元祖丸隆そばで、ソーキそば(豚の骨付き3切れ)とジューシー(混ぜご飯)600円を食べた。おつゆは美味しかったがそば自体は美味しくなかった。そこから同じR58で万座毛(単なる崖)を見学して、PM2:30には今日泊まる予定の真栄田ユースホステルに着いてしまった。チェックインを済ませ家に電話をし、海水パンツに履き替え、バイクで5分ほどの近くの海岸に潜りに行った。1時間ほど潜ったがとても海が綺麗で「ツノダシ」という魚が手で捕まえられるほどたくさん近くにいた。ユースに戻った後、冷房の利いた部屋でくつろぎ、PM6:30には夕食(ゴーヤチャンプル、みそなす、ポークソティー、海草玉葱サラダ、ご飯、赤だし)1000円を食べた。既にシャワーも浴びたし、後は寝るだけである。明日はゆっくりとユースで朝食を取り、南部方面をぐるっと回るつもりである。
PM7:40 真栄田ユースホステルにて

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