8月12日(木) 朝曇りのち快晴

走行距離 430キロ

 AM5:00の目覚ましで起き朝仕度を済ませて下のロビーに行くと管理人のおじさんが起きていた。使ったシーツを渡し、ロビーで缶コーヒーを飲みながら天気予報を見てAM5:45には宿を出た。ドライブウェイはAM7:00まで通行止めになっていたが反対方向は開いているとのことなので山を下りR157に出た。そこからしばらく走りR303に入り、県道で結願寺に行くつもりが通り越してしまった。畑に出ているおばあちゃんに道を尋ね、「この先を右に曲がって小野坂トンネルを越えてしばらくするとある」と聞いてその通りに向かった。やはり道は地図を見るよりも地元の人に聞くのが一番良い。方言で判らないこともあるが判らなくても相手の誠意はこちらに伝わるし、その人からいろいろなことを教わることも多い。道に迷っても33番札所の華厳寺に着いたのはAM7:00であった。納経所が開くまで1時間近くもあったので、先に本堂で読経を済ませ、山門辺りに戻って散策して家に電話をかけた。もう一晩名古屋辺りで一泊して、みそ煮込みでも食べたいと思ったけれども子供達の顔が見たくなり今日中に帰ることにした。本堂の中にある納経所で3種類の御朱印をもらい(料金も3倍)来た道を引き返して岐阜駅へ行き、R21からR22の名岐バイパスを南下して一宮市に抜けた。車線が4車線もある広い道路で時速80キロで走り抜くことが出来た。名古屋市内に入り途中熱田神宮に立ち寄ってお参りをして、R1に入りひたすら東に向かうことにした。関東地区の地図は今回持ってきてはいないのでR1から外れることは許されなかった。しかし西日本一周の時、通過しているので全く不安感等なかった。岡崎市に入るとやはりわだちがひどくなりタイヤが取られそうになる。朝食も取っていなかったので途中何度も見る「ラーメン横綱」に入りたくなったが通り過ごしてしまい、先の浜名湖で「うなぎ」を食べようと我慢した。しばらく走り舞坂町付近にあった「ふじ滝」という店で鰻丼(1500円)を食べた。ふっくらしていてとても美味しかった。今まで食べた鰻の中で一番美味しかったと思う。ビールを飲みたかったがやめておいた。(当たり前だが)R1は広い道路だが原付通行禁止の所があったり、回り道をしなくてはならなかったり複雑である。静岡市、清水市を抜けて沼津市に入って休憩を取ってR246へ出た。混雑しておらずあっという間に松田町まで走らせてしまった。尻が少し痛くなったのでしばらく休憩を取り、秦野を抜けて側道に入り、七沢の店に写真の現像を出してから家に帰った。PM5:30であった。子供達が玄関前で出迎えてくれた。すぐ風呂に入りビールと夕食(刺身、グラタン等)を食べて寝てしまった。旅から戻った日は安心してすぐに眠ることが出来る。しかし飲み過ぎたせいか、夜中に起きてしまい、何となく寝られずに今日記を書いている。今年も無事に戻ってくることが出来た。みんなに感謝の気持ちでいっぱいである。今年もいい旅であった。
 PS: 四国八十八ヵ所の33番札所雪渓寺で落とした財布が送られていた。やはり境内に落ちていたそうだ。
8月13日 AM3:30 自宅にて

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