８月　７日(木)　曇りのち晴　　走行距離　７３Km

　４：３０に目が覚め、カプセル内のテレビで台風情報を確認した｡台風のスピードからして、もう一日何とか成りそうだった｡６：００に風呂に入り、７：００に外出して昨日店を確認しておいた広瀬通にある「讃岐うどん屋」に行き、かけうどん、鮭おにぎり、半熟卵天（３５０円）を食べた｡いりこだしが薄く、うどんもコシがなかった｡当初の予定では、山形市まで１時間くらいしか掛からないので１０：００ぎりぎりまでカプセルにいて、ゆっくりと出発しようと思ったが、せっかちな性格のため９：１５には出発していた｡R２８６に抜けるルートが分からなかったが、とりあえず「山形」と書かれた標識に従って出発した｡バイパスのような道を通ったので後になって確認した所、原付禁止の道であった｡しかしR２８６に無事入る事ができた｡R２８６は笹谷街道と言われる道で、釜房湖がとても美しく見えた｡天気も良いせいか湖がきらきらと輝いていた｡川崎町を抜け、笹谷峠を越えた｡笹谷峠は東北特有の山道で道路もほぼ一車線でくねくねとした道路であった｡走っても走っても本当に山形に到着できるのか、不安になってきた。雲より上を走る道は、気持ちが良い様でいて不安感もあった。峠を越え、しばらく走ると町並みに風景が変わり、山形市内に入った｡とりあえず山形駅に行って、観光案内所で地図をもらい、事前に調べておいた「羽前屋」という山形そばの名店に行ってみた｡すると店全体に緊張感があり、甕に溜まる水音が涼しげであった。「かしわざる」を食べたが絶品であった｡その後、チェックインまで早いと思ったが、今日宿泊する予定の「グリーンホテル」に行ってみた｡ここは、青森の郵便局のネットから予約を取ったホテルであった｡フロントのおばちゃんに着替えをしたいことを告げると、内線で部屋が既に使えるようにしてくれた。それゆえに１２：００には部屋に入ってくつろぐ事ができたのだった｡軽装に着替え、花笠祭が行われる道まで散歩をしてみた｡今日は非常に暑く、汗が噴き出してきた｡途中にあった「スズラン」という店で生中、冷酒、にぎり並を食べた｡ランチがとても安い店であった｡１３：３０頃ホテルに戻り、シャワーを浴びて、テレビで高校野球をつけて横になった。すると疲れからか、気が付くと眠ってしまい、１７：３０を超えていた｡日も暗くなり１８：００過ぎに再び外出し、花笠祭の会場となる道に行った｡混雑とまでは言えないが、結構賑わっていた｡オーソドックスな振り付けから、アレンジを施した踊りまで様々な舞を堪能した｡昔、我が祖母がよく「花笠音頭」を口ずさんでいた事を思い出した｡３５年以上の事なのによく覚えているものだな？と我ながら感心した。ホテルに戻る前にセブンイレブンで冷酒と缶酎ハイ、カルビー串を買い店頭で食べ、夕食としてしまった。そして２０：００にはホテルに戻ってきた｡

２０：３０　山形グリーンホテルにて