4月1日(水) 晴れ 山沿い曇り 風強し
走行距離 678キロ
AM2:10には目が覚め、朝仕度を終えてAM2:30には出発してしまった。R246で渋谷へ行き、外堀通りで新橋を抜けた所でタクシーの運転手に道を尋ね、R6に入った。運転手に「どこまで行くの?」と尋ねられたので「水戸までいく。」と答えると「ひえ〜」と驚いていた。水戸市までおよそ3時間かかり、途中靄で前が見えなくなり、トラックのフォグランプだけが頼りだった。市内に入りR118で久慈川沿いを北上した。山間の景色がよい道であった。途中の下野宮で左折して県道に入り渓谷の道沿いをひたすら上がっていった。釣り人が多くヤマメやイワナが釣れるそうだ。ほとんど福島県に近い21番札所の日輪寺は山の頂にあり、細い道をどんどん登っていく山寺であった。ここまで来るのに休憩も3回ほど取り、コンビニで朝食(ブリトー、缶コーヒー)を食べたが約6時間かかった。御朱印をもらった後、寺の前にお茶があったので御接待だと思い、自分でお茶を入れて飲んだがそれは土産物屋のお茶であり、「土産はどうか?」としきりに勧められた。日輪寺のある八溝山を下り、R118からR293へ入った。ガソリンスタンドで道を聞き、22番札所の佐竹寺に行った。納経所の住職は声が小さくて何を言っているか判らなかったがただ「札所巡りは順番通り回るものだ。」と言っているのは判った。ただ何度も言うように仏教の教えは「こだわらない」ことなので気にしないことにした。そこから県道らしき道をただの勘だけで走り、瓜連町、常北町を抜け23番札所の観世音寺へ行った。そこで今度は本当のお茶の接待を受けて、益子町にある20番札所の西明寺の場所を聞いて訪れた。札所巡りは地図とにらめっこするよりは地元の人に尋ねる方がずっと分かり易いと思った。その後24番札所の雨引観音、筑波山麓にある25番札所の大御堂へ行った。大御堂の嫁と姑の間に何か険悪なものを感じた。俗世から離れているのに俗世と同じことをするとは嘆かわしいものだと思う。次の札所にはスカイラインで行くつもりだったがバイクは通れないことを聞き、R125から県道に入り26番札所の清瀧寺へ向かった。山間にある静かな寺であった。次の28番札所の龍正院にはR356で利根川沿いを走りとても気持ちの良い道であった。お参りを済まし、近くの公衆電話で電話をすると小銭入れが置き忘れていた。すぐ横が交番だったので持っていくと犯罪者でもないのに調書と指紋を取られた。(決まりだそうだ。)時間もPM4:00を過ぎていたので27番札所の円福寺に電話を入れて、少し遅れる旨を説明して利根川沿いをひた走りPM5:30に到着した。円福寺は本堂が建て替えられたようで大きくて立派であった。それから既に暗くなったR126を2時間ほど走り千葉市内に入った。市内に入ると道に迷ってしまい、カプセル(1泊3300円)にチェックインしたのはPM9:00過ぎであった。すぐに風呂に入りホテルの中のスナックスタンドで缶ビールと生姜焼定食(680円)を食べた。それにしても今日は走りっぱなしであった。北海道より走った気がする。疲れた。
4月2日 AM2:45 千葉県カプセルサンロイヤルにて