8月7日(水) 晴れ 夕方にわか雨(大山にて)

走行距離 465キロ

 今朝も朝仕度を終えて、奈良をAM4:45分に出発し、京都に向かった。R24で北上し、城陽市を抜け、京都市に入った。R24は幹線道路らしく交通量も多く、暗かったせいか走っていて怖かった。京都はただ通過しただけで何も見物せず、すぐにR9に乗り日本海側を目指し北上した。丹波町でR27に入り、綾部市を抜けて舞鶴市へ。そして舞鶴市でR175からR178に乗り、宮津市へ抜けた。ここまで3時間のライデイングであった。宮津市にある天橋立は原付のみが通行可能であり(125CCまで)松林の中を通過した。とても綺麗であった。こういうときは原付バイクで良かったとつくづく思う。その後R178で丹後半島を時計と逆回りに走り、経ヶ岬を目指した。途中浦島神社でお祭りがあり、老若男女村人達が楽しんでいる。駐在さんと思われる人も村人と酒を酌み交わしている。これこそが日本の伝承文化や風習というものなのだ。ぶらっとした後再びバイクに乗り、経ヶ岬に到着した。日本海の眺望が抜群で、素晴らしい海を見ることが出来た。灯台へも歩いて行けたが、30分程かかりそうなので、やめておいた。そこから立岩の松島と呼ばれる街道沿いを走り、休憩も取りながら城崎温泉に向かった。志賀直哉の小説を高校時代に読んでから一度は訪れてみたいと思っていた場所である。AM11:30頃到着して、一の湯に300円払って入浴し、ロビーでしばらくくつろいでいた。お腹が減っていたので駅に戻り、横にある食堂で焼き肉定食(900円)を食べたが、肉が少なかった。そこから鋳物師戻峠を越えて竹野町へ行き、R178から福部村からR9に入り、鳥取砂丘に向かった。2時間ほどかかった。鳥取砂丘は思っていたよりも規模も大きく、風紋が出来ておもしろかった。売店で今日泊まるユースに電話をしたが通じず、不安感に駆られながらひたすらR9を西に向かった。30分後再び電話をすると今度は通じて、夕食の予約もしておいた。東伯町から地獄峠に抜け、新小屋峠を通り、鍵掛峠で屏風のように切り立った大山を見学した。近くで見るととても荘厳な山で大きく見えた。天気も次第に悪くなり雨が降り始めた。ユースに向かう途中、坂のアップダウンでブレーキを踏むと後輪タイヤが滑り、危うく転倒しそうになった。その後運転に慎重になり、PM6:00にはユースホステルに到着した。ここのユースは土産物屋(雪見山荘)が汚くなったホテルをユースにしており、部屋も全く掃除されていなく、シーツもないような有様であった。風呂もお湯が出ないし、脱衣所も汚い。ニューヨークの安宿を思い出した。夕食は頼んでおいたにもかかわらず、用意が出来ていなかった。20分ほど待ち出てきたのはレトルトのハンバーグ定食(1000円)であった。ついていないときは全てがついていない。食事後ホテル(ユース)に戻り、日記を書いている。他の客は誰もいないようだ。これから家に電話をして明日に備え、もう寝るつもりだ。明日は九州まで行けるかな?
PM8:10 大山YHにて

              

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