8月1日(日) 晴れのち小雨

走行距離 85キロ

 船酔いで食事もままならなかったが、再びベッドに1時間くらい寝たら少し気分が良くなり、甲板に上がって風に当たり、昨日フライドポテトをあげた親子と話しをしながら時間を潰した。AM11:00頃販売機でエビピラフを食べ、もう一品残ったカードでカップラーメンを選び、バックに入れた。予定通りPM1:00に徳島港に着岸し、すぐにR11で北上して鳴門市へ向かい、1番札所の霊山寺に30分後に到着した。納経所で白衣、わげさ、納経帳、御姿帳、御札を約1万円かけて揃えた。般若心経を唱え、御朱印をもらい、2番札所の極楽寺、板野町にある3番札所の金泉寺、4番札所の大日寺へ向かった。道は民家の前にあるごく普通の道であった。その後、納経所が自動ドアの近代的な5番札所の地蔵寺、鐘つき門がユニークな6番札所の安楽寺、土成町の山裾にある7番札所の十楽寺、小高い山の中腹にある8番札所の熊谷寺へ向かった。熊谷寺では納経帳を放って返してきたのでムッときた。テレビに夢中ないい加減なおばちゃんだった。このような寺が今後続く事になる。9番札所の法輪寺では地元の人が境内を掃いていた。門前に小さな店がぽつんとあった。時間を見るとPM4:00になっていたので急ぎ、10番札所の切幡寺に向かった。細い道路に遍路宿や土産屋が並んでいた。納経所のおばちゃんに道を尋ね、11番札所の藤井寺に急いだ。途中雨が激しくなり諦めかけたが大師様のお導きでちょうどPM5:00に着くことができた。御朱印をもらい、そこから来た道を引き返して今日泊まる予定の宿坊がある6番札所の安楽寺にPM5:30に戻ってきた。到着が遅いので道に迷ったのではないかと思われて5番札所まで探しに行ったとのことであった。宿坊に入るのは早めにせよとは聞いてはいたが、こんなに早いとは思わなかった。六畳一間テレビ付の部屋を与えられてすぐに着替え、下の食堂でビールと夕食(天ぷら盛り合わせ、ごぼうささがき、刺身、煮物、酢の物、フルーツ、そうめん汁、ご飯)を食べた。食事をしながら遍路をしている人と話しをした。神奈川県の城山町の人だった。明日の用意を済ませて日記を書いた。風呂は温泉だと聞いていたが、宿泊する人が少ないので大浴場は閉鎖され、普通の家にある風呂に入った。
PM7:36 徳島県安楽寺宿坊にて

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