8月3日(火) 晴れのち雨 時々大雨

走行距離 248キロ

 AM5:00に目が覚め、テレビで天気予報を見て雨だと知り、カッパのフル装備をした。下のロビーでチャリダーの学生と話をして、フェリーで取っておいたカップラーメンにお湯を入れてもらい朝食とした。AM6:15には出発し、展望台に行き室戸の海を眺めてから25番札所の津照寺へ向かった。納経所がまだ閉まっていたので石段を上がり、本堂を先に参拝した。納経所が開き順番に御朱印をもらおうとすると前の老人がものすごい剣幕で寺男とけんかし始めた。理由は寺男が挨拶もせず無愛想にしていたからであった。「寺に仕える者が挨拶できぬとは何事だ!」と怒り始め、一緒にいた老人達も堰を切ったように一斉に怒り始めた。とばっちりを食ったのはこっちの方で、寺男が興奮しているために納経帳に御朱印を忘れられたり、お釣りも忘れられていた。そこからちょっと山道を登った26番札所の金剛頂寺へ行き、急な坂のためにバイクがエンコして途中の道に置き捨てて歩いて登り、御朱印をもらって27番札所の神峯寺へ向かった。湧き水がとても美味しかった。山を下りR55で西に向かい、28番札所の大日寺、29番札所の国分寺、R32で30番札所の善楽寺、そして五台山公園の近くにあり五重塔が美しい31番札所の竹林寺を回った。雨が激しくなる中、下田川沿いを走って32番札所の禅師峰寺へ行き、浦戸大橋(原付50円)を通り33番札所の雪渓寺へ向かった。納経所でお金を払おうとすると小銭入れがなくなっており、狭い境内をしばらく探したが見つからず、諦めて34番札所の種間寺に行き、途中の交番で紛失届けを出して35番札所の清滝寺、宇佐大橋を通って36番札所の青龍寺に着いた。横浪黒潮ラインは景色も良く、岩場が望める素晴らしい道であった。雨も強くなり今日中に足摺半島までは無理であると判断し、3年前に宿泊した37番札所の岩本寺に予約の電話をした。ここは宿坊とユースホステルの両方を経営している寺なのである。R56をひたすら走り、岩本寺でもきちんと般若心経を唱え、PM4:30ユースにチェックインをした。早速風呂に入りビールを飲み、近くの酒屋で冷酒を買って夕食(鰹の刺身、やきとり、ししとう、かき揚げ、イモの天ぷら、サラダ、お吸い物、漬け物ご飯)を食べた。食堂に集まった他の5人は(男3人、女2人)は典型的なユース民族であった。食事後テレビを見たが、明日も雨になりそうである。明朝もAM4:30に出発だ。
PM7:15 高知県岩本寺ユースホステルにて

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